浄蓮の滝 |
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天城山中第一の大滝で、高さ25m、幅7m、滝壺の深さは15mあります。 滝の名は左岸山中にあった寺「浄蓮寺」に由来しています。明治末期、安藤藤右衛門翁により、私財を投じて遊歩道が拓かれるまでは、断崖と深い自然に阻まれた、たやすく人が近づけない神秘的な滝でした。 滝の周囲には、県指定天然記念物ジョウレンシダ(ハイコモチシダ)が自生し、豊かな水の森を演出しています。 |
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見学所要時間 約30分 国道より約200段の階段を下る 柱状節理 浄蓮の滝は、約1万7000年前に、滝の南東1kmにある鉢窪山が噴火した際に、流出した溶岩流によってつくられました。滝をつくる崖には、溶岩が冷える過程で作られる、規則的な柱状の割れ目がみられ、流れ落ちる滝に美しさを添えています。 |
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浄蓮の滝不動尊 浄蓮の滝へ下って行く途中に小さなお堂があり、不動明王を祀ってあります。 |
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鉢 窪 山 |
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鉢窪山 標高674m 約1万7千年前に噴火した火山で、伊豆半島ジオパークのジオサイトの1つです。 鉢窪山遊歩道 地元の有志「茅野はちくぼ活性化委員会」の皆さんを中心に、2019年2月、遊歩道と展望デッキが完成しました。 ↓頂上付近からの富士山。撮影は1月。 |
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浄蓮の滝観光センター作成のマップを売店で配布中 |
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明 徳 寺 |
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室町時代の明徳年間(1390〜1394)頃に利山忠益禅師によって創建された曹洞宗の寺院で、東司(とうす)の神様である烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)を祀っています。 烏枢沙摩明王は炎の力で不浄を清浄と化す力を持つ神様で、トイレの神様として地元住民から親しまれています。 ※東司=トイレのこと |
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男女のシンボルが置かれた烏枢沙摩明王堂では、「おまたぎ」、「おさすり」をして、下の世話や病気にならないようにと心を込めて祈願します。 境内では下の病気にならないように祈祷された、下着やお守りも販売されています。 |
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滑沢渓谷・太郎杉 |
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滑沢渓谷 安山岩でできた一枚の岩盤の上を、清流が流れる自然美あふれる渓谷は、夏でも涼しく、秋は紅葉の名所としても知られています。 |
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太郎杉 天城山中で一番大きな杉の木で、県の天然記念物に指定されています。 推定樹齢450年の巨大な雄姿は「太郎」の名にふさわしく、今なお樹勢は旺盛でまれに見る巨木です。 樹高53m 根回り13.6m 目通り幹回り9.6m |
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天城トンネル・二階滝 |
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天城山隧道(天城トンネル) この隧道(トンネル)は、下田街道の改良工事の一環として、明治34年に貫通、同37年に完成したものです。 トンネル両端の坑門及び内部全体が切石積で造られ、川端康成の小説「伊豆の踊子」をはじめ、多くの文学作品に登場するトンネルとして広く親しまれています。 石造道路トンネルとしては、日本に現存する最長のものです。 |
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全長 445.5m 幅員 4.1m 現本線の新天城トンネルと区別するため、「旧天城トンネル」と呼ばれています。 |
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二階滝 旧道沿いの寒天橋のすぐ下にあり、二段になっておちる高さ20mの滝で、紅葉や新緑の時期など、景観の美しい天城名瀑の一つです。 |
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天城グリーンガーデン |
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道の駅「天城越え」に隣接する自然公園です。4月中旬から6月中旬には、約500種の天城シャクナゲや西洋シャクナゲが咲き誇ります。また、天城に自生する山野草も見ることができます。 山の斜面には遊歩道が整備されていて、森林浴・バードウォッチングも楽しめます。 ※開園時期はシャクナゲが開花している期間です。 |